防災を考えよう

「防災」を考えよう

日本近海の太平洋で発生する大地震は薬100年単位で発生しているとも考えられているようです。海底のプレートのズレから、そのような大地震の予測が行われているうですが、歴史のなかでおおよそ100年間のスパンをもって繰り返される大地震に、毎回翻弄されてしまう私たちは、地震による被害をどうして後世に受け継ぐことができないのでしょうか。東日本大震災では大津波が海岸沿いの街並みを一瞬で飲み込んでしまいましたが、その土地に暮らした先人たちは、それ以前にも同じような大地震とともに大津波によって被災した記録を後世に残し伝えようと、当時その土地の津波が到達した時点に数多くの石碑が立てていたようです。古い歴史のなかで大地震が人々の当たり前の日常を奪った事実を石碑に刻むことで後世の人々に伝えていたものが、100年間の間にその土地に住む多くの人々から忘れられはじめていたようです。皆さんのご自宅のご近所にも、不思議な石碑やお地蔵さんをみかけたことはありませんか。もしかしたら何か先人たちからのメッセージがそこには、込められているかもしれません。ご家族や大切な人の防災は皆さん自身が、日常のなかで築き上げていくものです。ご自宅のタンスの転倒を防止したり、壁の額縁の素材を見直ししたり、常備水を確保したり、ハザードマップをお子さまと確認し合ったり・・、防災は何かが起こった時にスタートするのではなく、日常生活のなかで工夫する万が一の時の被害を最小限に抑える努力なのです。