ネギと合鴨

「アヒル」は、人々が、野性の「マガモ」を食用として飼っていたものだと言われています。

その「アヒル」と「マガモ」を掛け合わせ人工交配させた種が、「アイガモ」で、あるのだそうです。

「カモ」は、奈良時代から「鴨汁」などとして人々に好まれ、江戸時代においては、「鴨鍋」は、高級品として知られていました。

現在では、お蕎麦屋さんなどで「鴨南蛮」などが、人気の商品となっています。現代では野生のマガモは、ジビエなどとして珍重されていますが、その肉は、野性味のある独特な臭みと歯ごたえがあるようです。

「アイガモ」は、「マガモ」から比較すると、臭みがなく柔らかい肉質であるが特徴であるようです。

栄養素としては、豚や牛の脂よりも、飽和脂肪酸などが多いとされ、その他のビタミン類も豊富なことから、大変ヘルシーなお肉と言えます。

また、燻製にした鴨肉は、「鴨ハム」「 スモーク合鴨」などと呼ばれ、お正月のおせち料理や、クリスマスなどのチキン料理などとして日本人の食卓にも登場します。

また、「アイガモ」と言えば、「アイガモ農法」などが知られていますが、春に生まれた合鴨の雛を、水田に解き放って、水田に茂った雑草を雛達が食べてくれることで、除草剤などの農薬を使わない自然農法などが行われています。

また合鴨の雛たちの糞は、水田の稲の肥料となり、水の中を動き回る水かきのついた足によって、水田の中に酸素を呼吸するポンプの役目を担ってくれます。

また、稲穂が実り秋の頃に稲の収穫を終え、まるまると太った合鴨の雛達は、脂の乗った冬期に、冬の季節の美味しいネギとともに「鴨鍋」 などに使う鴨肉として食されているようです。